知り合いの大工さんに紹介してもらって

淡路島の左官職人、植田親方の現場を何度か見学

させて頂く機会がありました。

 

お弟子さんは各地方に何人もいて、親方は全国を

飛び回って仕事をされています。

 

そんな凄い職人さんの仕事を間近で見られる機会を

逃すわけにはいかない!と、愛知県の現場に入る

予定を伺っては足を運びました。

下地を塗っているところ。

夕方の光が斜めから差す時間を狙って作業をはじめたそう。

手が早くてぶれてますね。

大胆に、繊細に、美しい仕事です。

 

じゅらく壁とは言わず「のりつち」とおっしゃっていました。

土と糊を混ぜ合わせたものを塗る、自然の色。

 

糊にもこだわって、舐めてもいいものを使っているそう。

実際目の前で色見本に塗ったサンプルをペロッと舐めて

「こんなに調湿効果があるんだよ」

と見せてくださいました。

 

本当に気さくで、何にも知らない私にも丁寧に

色々教えてくださいました。

 

 

和室以外にも色々な手法で壁を仕上げていました。

 

こちらは版築(はんちく)

地層のように積み重ねてできる壁。

調べると昔からお寺の塀とかにも使われているようですね。

知らなかった!

 

漆喰壁も塗り方で様々な表情を見せてくれます。

藁を混ぜ込んだもの。

扇型に塗ったり

 

塗り方の名前は分からないのですが、同じような横縞。

表情は全く違いますよね。

(どちらも斜めから撮ってます)

 

照明の関係で色は違って見えますが、実際は同じ。

でも表情は様々で、しかも見る角度によってよく見えたり

見えなかったりするのが楽しい!

 

表面に凹凸をつけたりザラザラさせることで、同じ壁の

面積でも表面積が大きくなって、調湿効果が高まったり

音の響きも良くなったりするんだそう。

 

それからこんなのも!

分かりますか?窓からの光に反射した壁!

これも左官工事の技法なんですって。

「イタリア磨き」と言うそうです。

 

まるで大理石みたいですよねー!

 

 

とても貴重な見学の機会を持つことが出来て

とっても感謝しています。

左官工事、親方にお願いできる機会が持てるように

いい仕事をしたいと思います。